時代遅れのオンボロに乗り込んでます。
あの日以降彼らについてあまり話せなくなった。あまりにも唐突過ぎた。
周りからすればずっと言われてたんだから今更「解散」が公式に発表されたところで驚くまい。と思われるかもしれない。
それでも私にとってはあまりにも突然の出来事だった。
あの前日、ヲタ界隈ではあまり信憑性がないとされる某ネットニュースサイトで彼らが明日公式に解散を発表するのだという記事が出た。
もちろん私も含め私の周りではいつものようにガセネタだろうと、面白半分で扱った。1月の出来事があったために、内心はすごく怖かったけれど、それを落ち着かせる意味でも私の知ってる限りファンの間では恒例の大喜利ツイートが始まった。
2016年8月。世界中オリンピックで盛り上がるこの時期に、日本人選手が活躍する試合の真っ最中の深夜にそのニュースは流れた。何も考えられなかった。ものすごくボーッとしてしまって、しばらくはわけもわからず涙も出なかった。ちゃんちゃらおかしいことだと、笑っていたほどである。もちろん、眠れるはずがなかった。
知らない間にあんなに楽しみに見ていたオリンピックの試合は終わり朝になっていた。選手が健闘した試合結果を伝えるよりも、彼らの解散報道が次々と様々なワイドショーで流されていった。段々と私自身も現実味を帯びていった。
前記事でも何度も何度も言ったように彼らに何が起きているのか、真実がどうなのか。本当の事は私は何も知らない。過去の仲良しエピソードを引っ張って彼らはすごく信頼しあって仲のいいグループなんだと美談にし拡散したいわけでもない。それでもやっぱりこのグループをグループとして好きになって、ずっとあり続けるんだと思っていたものがある日突然本当に無くなってしまう、この人たちは仲違いで終わるんだと世間に定着してしまうことが残念で仕方がなかった。悔しいなんてもんじゃない。
あの日から私はほとんど彼らを目にしなくなった。レギュラー番組の時にはテレビはつけているけれどまともに目にすることはほとんどなくなったし、ラジオなんかもあまり聞かなくなった。こういう時ほど視聴するべきだとはわかっているけれど、終わったあとの虚無感がとてつもない。せめてもの粘り、彼らを諦められない気持ちから持っていないCDやDVD、ファンが自ら起こした購買運動に参加し購入はしたもののどれも未開封である。好きで見ていたコンサートDVDや録画した過去の番組ももほとんど見なくなった。
来年になれば、急にいなくなってしまうのが怖くて、揃って見られなくなることが信じられないのだ。
彼らのためにできる最善のことが何なのかは分からない。けれど、同じように彼らをまだ追いかけ続けたいと思うファンが大勢いることだけは分かる。本人達が何かを残そうとしてくれていることもひしひしと伝わる。
あと3ヶ月を切った。結果それぞれ別の道に行ってももちろん5人それぞれを応援するつもりだ。しかしながら、それでもまだ諦められない。
思うに私だけでなく、本当に彼らのファンは諦めの悪い人たちが多い。それだからこそ、私も今までファンであり続けるし、こんなにもたくさんの人に彼らは愛されているような気がする。
まだまだ頑張りましょうよ。もう誰が悪いとか誰に何されたとかじゃなくて、好きって気持ちだけで乗り切りますよ。文句もいうし不満もあるけど。それでも好きで勝手に応援させていただいてるんですから。最後でも、続きがあってもどこまでも追いかけてやりますよ。ヲタクってそういうのかなと、今現在私は考えておりますから。
よっしゃ、五人の笑顔見るぞ。