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8:15

V6さんと、井ノ原快彦さんを追いかけてる人の話!SMAPさん25周年おめでとうございます!

「MURDER for two」

オフブロードウェイミュージカル「MURDER for two」終幕。

私は6/9(木)マチネを観劇。

ミュージカルというのはあまり興味がなくて、稲垣吾郎の「恋と音楽Ⅱ」を観劇したばかりなんだけど、稲垣吾郎だから見ただけの話。見てみればストーリーに別に何ら文句はないのだけれど、ほかのミュージカルを見たいとはあまり思わなかった。

が、しかしだ、それが、V6坂本昌行であるならば別の話である。ジャニーズ1の「ミュージカルスタア」の異名を持つ彼だ。見てみたくないわけが無い。案の定チケットは即日完売。なかなか苦戦したもののフォロワーさんの助けもあり何とか確保。3階席。正直ホッとしていた。舞台自体はもともと好きであるし、坂本昌行のプロポーションをあまりに近い距離で見て平常心を保てる自信がなかったし、私の席運はいつもこんなものだ。いい具合に傍観できそうだ。楽しみで仕方なかった。この時までは。

 

当日になり、フォロワーさんと会う約束をしていたので一緒にランチをしながらボヤボヤとV6の魅力について、ぽつりぽつり語り合っていた。開場時間になりグッズも買うため覚悟を決めフォロワーさんと別れ、私も会場に入った。さて、ここで事件が起きたのだ。

「チケット拝見します」ともぎりのお姉さん。

差し出す私。

「あ、あの、お客様のお席にご説明がありますのでこちらに案内いたします」

ん?ああ3階席結構危ないって聞いたな。はいはい。

「えー、お客様のお席なんですが、セットの関係で見えなくなっておりまして、代わりにこちらのお席にご移動して頂けますでしょうか」

は?はい?と、案内されたのは1階f列

「もしよろしければなんですが」

いやいやいいもなにも。いいんですか?私は何故かずっと係員さんにごめんなさいと連呼していたようで、係員さんが苦笑いしながら、

「いえ、こちらの都合ですので、素直に喜んでいただいて、、お楽しみください」と。

このあとグッズ列に並びに行ったのだが頭が混乱し、平常心を失っていたので知らぬ間にトイレ列に紛れ込んでしまうほどだった。

その後席を確認しに行くと。最上手、前には誰にもいない実質3列目ほどの近さ。

 

このあたりからネタバレするかも。

 

開演直前まで何がなんだか分からず、そわそわそわそわ。いや、これ、目の前に、坂本昌行来るんだろ。まずい。やばい。ずっと1人で葛藤していた。異常に始まるまでの10分が長く感じた。動悸とは、こういうことなんだというほど、心臓の鼓動がおかしかった。落ち着こう落ち着こう。はじまる!

私は抜け殻です。始まって、彼らが登場して、2秒で魂が抜けきった。目の前で紳士的に挨拶をする坂本昌行。あまりに近すぎる。

おじさん2人がおちゃめにストーリーを進めていく。確かに抱腹絶倒の2時間。喜劇なのだが、気持ちの悪いミステリー感をぽつんぽつんと置いていきつつも笑いでごまかす。それがさらになんとも言えない不気味さ。たまらない。そんなストーリーや、全曲完全弾き語りのピアノ演奏、楽曲もたまらないが、あの、坂本昌行のセクシーな女役、女子大生、老婆、田舎消防士、老父、少年。たまらない。何なんだやつは。それにあの歌唱力。しかも今回はどの役柄で歌うどの曲も自分の地声でないというからたまげた。作り出されたキャラクターになりきっても、あれだけのピッチ、リズム、抑揚、感情。天は彼に何物与えれば気が済むのだというくらいだ。それに乗ってくる松尾貴史扮するマーカス刑事。最高すぎる。いや、最高なんてもんじゃない。。。

素晴らしいコンビネーションだった。坂本昌行から繰り出される13の人格はどれも、はっきり13人いるとわかって気持ちよかった。キャラクターの輪郭がはっきりとしていて、愛嬌があって。二人芝居で長期間いるということもあって、アドリブも多くて、生モノの楽しさを改めて感じられた。

そして、エンディングのラストワンシーン。中年俳優2人の真のカッコよさがたまらないラストシーン。スカッ!キリッ!fin!!!ていう感じ。

大好きだ。

あまりの近さでこの演技を見て私がヤバくないわけがなかった。言葉が出ない。どんな言葉を選べばいいのか...わからなかった。今まで場の流れのような、儀式的にスタンディングオーベーションは行うものだと思っていたが、今回は違う。なんとか感動を現す方法が欲しかった。

 

正直な話だ。これ以上に面白いミュージカル、舞台なんざ、いくらでも存在するのかもしれない。私もこの日別の舞台をもう一本見たけれど間違いなく面白かった。それはただ私の感性が良くなくて、そんなにいろんな舞台をたくさん見てきたわけではないからかもしれない。しかしながら、坂本昌行が出ていたという贔屓目なしで見てもこの「MURDER for two」は特異な設定の舞台であり、リズミカルでコミカルでミステリアスで面白かった。

 

坂本昌行様、松尾貴史様、スタッフ様

まずは駆け抜けた23公演お疲れ様でした。

これからもお仕事頑張ってください。

 

さて、次はどんな坂本昌行がみれるのだろう。

 

私は食わず嫌いばかりしてないでミュージカルやら、ジャニーズタレントやらを克服していこう。意外なところに自分の知らない面白い世界はまだまだそこらじゅうにゴロゴロ転がっている。